ひつじのメイのスペイン・バルセロナ留学絵日記

今から数年前、スペイン・バルセロナに留学していたときのトラブル満載だった怒涛の日々を綴っているブログです。たとえどんなに和を尊ぶ日本のヒツジだって、怒れる時は戦うのです!

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【留絵74】西方の三賢人(1)

 

(74)


留学絵日記 第三章

「SOMOS LOS TUTORES」

 スペイン語で「人生の指導者、導く者」の意味


**********************************

私が人生で始めてスペイン人に出逢ったのは

まだ小学生の頃のこと。

まだ小学生の頃  

我が家は、父も母も明るく積極的な性格で

それをそのまましっかり受け継いで、

はきはきと闊達で友人も多い姉と、私は正反対。

誰の遺伝子を受け継いだのか

引っ込み思案で泣き虫で、

運動神経ゼロで、走らせれば学年一遅くて、

何をさせてもトロくて不器用。

たった一つ、これは得意だと胸をはれることといえば、

書道

(果てしなくインドアで個人競技でおじいさん臭い趣味です)

当時の私の憧れの人といえば、

近所の書道教室のおじいさん先生。

でも、先生の華麗な筆さばきにあまりに憧れすぎて、

恐れ多くて口もきけない有様。

というような、典型的なヘタレだったわたしにとって

スペイン人の突然の登場は

実はかなり衝撃的でした。

スペインオジサンズ 

あやしいイントネーションの日本語を駆使して

挨拶するスペイン人おじさん2名。

そして,

日本語はそもそも母国語のはずなのに

長年のスペイン暮らしで、かなり日本語が怪しくなっている

日本人のおじさん1名。

R教授はマドリードにある某国立大学の教授。

Mおじさんは、スペイン(マドリード)在住の企業通訳士。

(二人は長年の同居者です)

そしてセニョールHはマラガ在住の有名彫刻家。

この三人、私の祖母の友人でした。

このときはたまたま何かの用事で来日していたのか、

Mおじさんの帰省にあわせて遊びにきていたのか。

へたれはへたれ 

わたしたち一家は三人を歓迎するため、

KO線・S駅の駅ビル最上階の

レストランコートの釜飯やさんに行きました。

味は口にあうのかな? 

足がもつれるんです 

(何もないところで転ぶのは日常茶飯事・・・・。)

こんなわたしが、

なぜ英会話クラブなんて入っていたかと言うと

自分でも不思議な感じがしますが

外国の国の言葉なら、

日本語で言えないようなことも、

なぜか言えるような気がしたからなのです。

発言したときの、恥ずかしさが違うというか。

まあどうせ英語なんだから、

(日本人に)通じなくたってあたりまえなんだし。

そして、

外国語を話している自分は、

普段とは違う、少しだけ積極的な人格になれるような

そんな気がしたから。

とはいえ、生の外国人は、ちょっと想定外なのが、

小学生の浅知恵というか、なんと言うか。

そうか、英語って、外国人と話すための言葉だったっけ

と今更ながら実感しつつ焦りつつ。

英語は大事だよ 

結局殆ど何も話さずに、

うつむいて釜飯を口に頬張っているだけだったと思いますが

優しそうなおじさんたちだなあ

という印象は頭の片隅にいつまでも残っていました。

それ以来、

4~5年に一度くらい、

三人のスペインのおじさんたちが

日本の我が家に姿を現すようになりました。

おじさんたち、こたつになじんでるね。 

高校生の頃は、たしかお正月近くの季節。

みんなでコタツにはいって母の用意した鍋をつついたり。

三人は新宿の京王プラザホテルに泊まっていたらしく、

「レストランのディナーでたべたステーキが、

あまりに美味しくてびっくりした。

あんなに小さくて、あんなに美味しくて

たった一口で終わってしまう料理を食べたのは初めてだ」

なんて笑いながら話していたのを覚えています。

*******************************

ある時、

おじいちゃんが、

「最近おばあちゃんを見かけないんだが

どこに行ったかしらないか」と言っているので

みんなで「また、都内の実家に遊びにでも行っているんじゃないの?」

なんてたいして心配もしていなかった日、

突然、おばあちゃんから国際電話が入りました。

今、スペインにいるから、と。

おばあちゃん・・・!!

 おばあちゃんらしい

スペインってどんなところだろう 

それまで、そんなにスペインに興味はなかったのですが

おばあちゃんの話を聞いて

「暮らしてみたいから」といって帰ってこないほど

素敵な国って、どんなところだろうって

少しだけ興味が湧いてきました。

 そのころは生物部

しかしながら、当時は生物部の活動に熱中していまして。

(物凄く充実した、すごい部活動だったんです、生物部が。

これだけで何本か面白そうなものが書けそうなほどです(^^)

さあ、どこでしょうね・・・ 

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さて。

スペインから帰ってきたおばあちゃんに、

「ねえ、スペインってどんなところ?」

と話題を振ってみると、

キラーン!! 

すごいお城だろ~~ 

おばあちゃんは、思い出話に食いついてくれるなら

もうなんでもどんどん話しちゃいたいという感じで

沢山写真を見せてくれて

色々な話をしてくれました。

恋だね 

簡潔に言うと、おばあちゃんは

スペインと恋に落ちてしまったんだと思います。

でもなぜか、「スペインでお好み焼きやさんがしたい」

というのが、おばあちゃんの摩訶不思議。

スペインの話はどれもとても魅力的だったのですが

まだまだ当時は、毎日の高校生活が忙しくて、

まさか自分がスペインに行くことになるなんて

露ほども考えていなかったのです。

*******************************

バスの中 

そして、こちらはそれからン年後のバルセロナ。

バルセロナからマドリードへは、

飛行機か、電車か、バスか。

私が選んだのはバス。

マドリードまで約8時間の道のり。

行く手のマドリードには、

あのR教授とMおじさんが待っています。

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Comment

No title 

素敵なご家族ですね~!
なんだかおばあちゃんがとっても良い味だしてますよね。(最初のキラーンのおばあちゃんがセニョーラに見えます!)

で!!Blog読んでてビックリしたんですけど、実は、私もスペインでお好み焼きやさんをやりたかった時期がありました。おばあちゃんと趣味が合うかもしれません。

で、お好み焼きやにアツかったある夏、相方に手伝ってもらって日本食について100人(以上)アンケートとったんです。そしたらELCHEではやっぱり日本食を食べたことある人はかなり少なくて。
でも、資本もないし、借金出来るアテもなく、(一番は情熱の問題ですが)お蔵入り。なんだか盛り上がっていたあの頃を思い出しました。

ところでメイさんが生物部だったなんて、てっきり美術部なのかと思っていました。ちなみに私はハンドボール部でした。ハンドボールがスペインの国技(?)なんて、スペイン行って初めて知った無知な私・・・

それにしても、バルセロナからマドリーまでバスで移動とは、お疲れ様でした。その後のみなさんとの再会が楽しみです!
  • posted by tortilla 
  • URL 
  • 2009.05/13 22:26分 
  • [Edit]

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  • posted by  
  •  
  • 2009.05/14 18:10分 
  • [Edit]

No title 

おばあちゃんのキャラが好きです~(≧▽≦)彡☆
いいな~おばあちゃん(^^)このアクティブさがいいです。

現在、私が生きものがかり(笑)
さすがにイトミミズを買いには出かけませんが(最近は冷凍ものしかないのですよ~)
現在ミジンコを増殖させる実験をしています。
イースト菌を入れた水と発酵鶏ふんを入れた水・・・。
さーてどちらが増えるかな~?
金魚にあげられるだけ増やしてみたいな~っと(^^)
すでに、睡蓮鉢の中はミジンコでいっぱいなので餌なしでメダカが
元気にいます。
生き物を飼育観察って時々面倒だと思う反面いろいろな姿を見ることができてやっぱりやめられなくなるのですよね~。
  • posted by らいち 
  • URL 
  • 2009.05/15 16:35分 
  • [Edit]

おおっと 

のんびりしていたら、もう次回の記事がアップ!
でもその前に、この記事へのコメントを。

私も同じような思い出があったことを思い出しました。
小6か中1くらいのとき、父の取引先の方が、高校生の息子さんを連れて来日、3学年上の姉と、某遊園地に案内しました。
姉は外交的なので、適当に知っている単語を並べて
なんとかコミュニケーションしていましたが、
私は英語は習っていましたが、自分からは何も言えず、
持って行った辞書で、出てくる単語を確認してばかりいました。
あとで父から、「お前は辞書ばかり引いてたってな」といわれ
笑われました。

その私が英語の仕事についているのですから、ほっほっほっ。

でもね、今の私のスペイン語は、そのころの英語の感じですね。
人の話はわかっても、なかなか自分からは話せない。
歴史は繰り返す~~
  • posted by まじょり 
  • URL 
  • 2009.05/15 17:15分 
  • [Edit]

tortillaさんへ 

ありがとうございます(^^)

> で!!Blog読んでてビックリしたんですけど、実は、私もスペインでお好み焼きやさんをやりたかった時期がありました。おばあちゃんと趣味が合うかもしれません。

おおお、すごい偶然です。
torさん、なぜにお好み焼きだったのですか?!
周囲のスペイン人さんたちに好評だったとか?!

>
> で、お好み焼きやにアツかったある夏、相方に手伝ってもらって日本食について100人(以上)アンケートとったんです。そしたらELCHEではやっぱり日本食を食べたことある人はかなり少なくて。

100人以上にアンケートって、すごいですね、
torさんはかなり行動力旺盛なお方なんですね(^^)
それってとても大切なことだなあって、私は思います。

>
> ところでメイさんが生物部だったなんて、てっきり美術部なのかと思っていました。ちなみに私はハンドボール部でした。ハンドボールがスペインの国技(?)なんて、スペイン行って初めて知った無知な私・・・

あ、わたしも、スペインに行ってから知りました、それ。
そして今まですっかり忘れていました(汗)
ハンドボール。
スペインの国技って、サッカーじゃないの?って思わず聞き返してしまいそうになったものです。
ハンドボールって・・・どんな競技かしら?
なんていうレベルだったので
ハンドボール部のtorさんには大変申し訳なく・・・(><;;)

生物部だったんですよ~いろいろとあって(笑)
でも生物部のなかで、やっていたのは絵と文字を描くことだったので
やっていることは生物部美術担当、みたいな(^^)

  • posted by ひつじのメイ 
  • URL 
  • 2009.05/18 02:04分 
  • [Edit]

鍵コメRさま 

不思議ですよね、兄弟姉妹って、似た性格よりも、
どちらかというと反対の性格になりやすいのか・・・?

三つ子の魂なんとやら、じゃありませんが
子供の頃インドア派だったり、
本の虫だったりすると
大人になってもやっていることが同じなのかも(笑)
ネットも、果てしなくインドアですよね(^^)
インドアだけども、色々な人とつながれる、わけですけれども。

ディズニーランド、縁が復活するまで気長に待ちます(^^)
恋人同士やご夫婦で行くなら、
ディズニーシーのほうが楽しいそうです、
Rさんもいつか相方さんとご一緒にいかがでしょう?(^^)

ブログのほうの、ウィルス情報、拝見しました。
ものすごく恐ろしいです。
とりあえず、対策は施したものの、「ブラウザ設定でジャバスクリプトを切る」だけが
まだやり方がわからなくてオロオロしております。
わたしももうすこし情報集めてみます。
ブログでのお知らせ、とっても助かりました。
ありがとうございました。
  • posted by ひつじのメイ 
  • URL 
  • 2009.05/18 02:10分 
  • [Edit]

らいちさんへ 


> 現在、私が生きものがかり(笑)
> さすがにイトミミズを買いには出かけませんが(最近は冷凍ものしかないのですよ~)

ええ、冷凍もの?!
そうなんですか?知りませんでした。
私がこどものころは、毎朝金魚やさんに買いにいくと、
鮮度のいいピンクの生き生きモジャモジャしたものが売っていて、
それをもって電車に乗って学校に行くと
表面のほうは茶色くなってきちゃって・・・・
なつかしいなあ。

> 現在ミジンコを増殖させる実験をしています。
> イースト菌を入れた水と発酵鶏ふんを入れた水・・・。
> さーてどちらが増えるかな~?
> 金魚にあげられるだけ増やしてみたいな~っと(^^)

おお。
実は知人が仕事でミジンコを研究・増殖しておりました。
どちらが増えるでしょうね、楽しみですね(^^)
ミジンコも、あんなにちいさいのに
飼っているとなぜだか愛着がわいてきたりしませんか?
必死で泳いでるねえ、そのわりにちっとも進んでないよ~とか(笑)
エサ・・・なんですけれども・・・・。
  • posted by ひつじのメイ 
  • URL 
  • 2009.05/18 02:15分 
  • [Edit]

まじょりさんへ 


> その私が英語の仕事についているのですから、ほっほっほっ。

ほっほっほ、ですね!(^^)
やっぱり、最初はそんなに上手に出来ないコのほうが、
なんでも伸びるもんなのです、ウンウン。

>
> でもね、今の私のスペイン語は、そのころの英語の感じですね。
> 人の話はわかっても、なかなか自分からは話せない。
> 歴史は繰り返す~~

わあ、まじょりさん、スペイン語を勉強されているんですか?
歴史は繰り返します、
きっと今に、スペイン語もマスターですね(^^)
わたしなんてすっかり脳みそから抜け切っております・・・・
やらねば、やらねば!
  • posted by ひつじのメイ 
  • URL 
  • 2009.05/18 02:19分 
  • [Edit]

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スペイン・バルセロナ留学絵日記は続きものの記事です。今までの経緯をお知りになりたい方は、お時間のあるときに、下記カテゴリの「スペイン・バルセロナ留学日記」を過去記事から順にお読みいただけると幸いです。>
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登場人物紹介・簡単なあらすじ紹介

【本編】バルセロナ留学絵日記目次

絵日記を最初から順番に読む


第1章
「部屋がな~~い!!」

(1) (2) (3) (4) (5) (6)
(7) (8) (9) (10) (11) (12)
(13)

「あらしの夜に・・・」

(14) (15) (16) (17) (18)
(19)

「なんとかしなきゃ」

(20) (21) (22) (23) (24)
(25) (26) (27)

「もう一歩、前へ」

(28) (29) (30) (31) (32) (33) (34)
(35)第1章 おわりに

第2章
「これがカルチャーショック?」

(36) (37) (38) (39) (40) (41) (42) (43) (44) (45) (46) (47)

「ラビリンスへようこそ」

(48) (49) (50) (51) (52) (53) (54) (55)

「真夜中のダンスホール」

(56) (57) (58) (59) (60) (61) (62)

「でも、僕らは違う」

(63) (64) (65) (66) (67)
(68) (69) (70) (71) (72)
(73)第二章おわりに

第三章
「SOMOS LOS TUTORES」

(74) (75) (76) (77) (78) (79) (80) (81) (82) (83) (84) (85) (86) (87) (88) (89) (90) (91)

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Author:ひつじのメイ
こんにちは。そしてようこそ、ひつじのメイのブログへ。
管理人は、絵を描くのが大好きな育児中のママです。
最近ワコム製のペンタブレットを購入したのをきっかけに絵ブログを始めました。
留学していたのはちょっと昔です(20代の頃です)。その頃の思い出を綴っています。

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