ひつじのメイのスペイン・バルセロナ留学絵日記

今から数年前、スペイン・バルセロナに留学していたときのトラブル満載だった怒涛の日々を綴っているブログです。たとえどんなに和を尊ぶ日本のヒツジだって、怒れる時は戦うのです!

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【留絵79】ひまわりタイプ

(79


留学絵日記 第三章

「SOMOS LOS TUTORES」

 スペイン語で「人生の指導者、導く者」の意味


**********************************

のりこさんの目当てのバルは

ここですか?! 

見た目完璧に「オヤジ系」。

入りづらいのは、言葉の問題と言うよりも

もっと別の問題では。

バルと言うのは、スペイン全国津々浦々、

どんな田舎町でも必ずある、

ビールやワインとタパス(スペインのおつまみ)を出してくれる

お店のことです。

バルにもいろいろあって、

若者向け、観光客向け、地元密着型などなど

お店の特色は雰囲気は店構えの見た目でかなり判断できます。

ここは明らかに、地元の親父たちが集まるオヤジ系バル。親父のたまり場ですよ~~ 

私たちがバルに入ったのは、

ちょうどシエスタが終わって

街が再び活気を取り戻す時分ですが

すでにバルには大勢のオヤジたちが、

ビール片手に世間話の真っ最中。

ほらやっぱり 

若い子どころか、外国人観光客の姿だって見えません。

突然入ってきた、毛色の違う東洋人の女性二人連れ。

おじさまたちの午後の会話のネタに

格好のターゲット、といった感じです。

積極性はすごく大切 

のりこさんはといえば、

我も我もとはなしかけてくるほろ酔いオヤジたちに

日本語で堂々と答えています。

オヤジに日本語は通じないし

のりこさんだってスペイン語はわからないだろうに、

それでいて、なぜだか会話が成り立っているのが恐ろしいです。

おすすめは何ですか? 

さて。バルで何が食べられるのかと言うと

それは時間帯によって様々です。

朝なら、カフェ・コン・レチェに甘い菓子パン

(チューロスやチョコレートデニッシュなど)

昼ならボカディージョ(スペイン風サンドイッチ)

夕方ならお酒と沢山の種類のタパス(おつまみ)。

私たちが入ったのは夕方の時間帯ですから

タパスをいただくのにはナイスタイミングです。

マドリードはスペインの中央に位置していて

首都でもあり、交通の要でもあるので

スペイン全土から様々な食材が集まってきています。

だから内陸といえども、魚介は美味しいので、

ほたるいかのから揚げやイカの墨煮、ムール貝

海老のタパスなどもとても美味しいのですが

マドリードといえば、やはり煮込み料理、というイメージがあります。

牛の胃袋の煮込み、牛のテール(尻尾)の煮込み

などが代表選手でしょうか。

これ以外にも、もちろん、スライスしたバゲットに

生ハムやクリームチーズやスモークサーモンをのせ、

相性のよいソースややオイルをかけたカナッペ類、

一口くちに入れたとたん、とろけるようなクリームコロッケ、

チョリソーのオイル煮やマッシュルームのにんにくオイル炒め、

そしてもちろんトルティージャ(スペイン風オムレツ)

エトセトラ・エトセトラ。

お店によって得意・不得意があるので

わからないときは店員さんに聞いたり、

周囲の人が食べているものを観察したり。

海老のオリーブオイルぐつぐつ煮 

私が口を出さなくても、

のりこさんは身振り手振りを駆使して

どんどん好きなものを注文しています。

すごいコミュニケーション能力です。

これがバックパッカーの底力でしょうか?

いいなあ、こういう性格

わたしは、のりこさんみたいな人がとってもうらやましいです。

明るくて、物怖じしなくて、積極的で

いつもその人の周りには笑いが渦巻いていて

気がつくとどんな場所でも中心にいる人。

どこにいても、だれといても

自分らしさを失わなくて

それでいて相手への心遣いもちゃんとできて

だから周りにいる人も、

その人と話をしているとなんだか元気になってくるような人。

まるで真夏の太陽にむかって咲くひまわりのようなので

心の中で密かに「ひまわりタイプ」と名づけています。

私の周囲にはその「ひまわりタイプ」が

なぜだか沢山います。

そもそも私以外の家族がほぼそのタイプだし、

学校時代の友人やら、作家仲間やら、

ちょっと数えただけで、

両手の指だけじゃすぐに足りなくなってしまうほどです。

そしてこんな異国の地にいても

どうして私はこの「ひまわりタイプ」の人につかまるのか。

わたしは正反対のタイプなのに。

一緒にいると、とても楽しいのだけれど、

なんだか時々あまりに違いすぎて

落ち込んでしまったりするのに。

私にもあのくらいのオーラがあったらいいのにな、って思うのだけど

無理して明るく元気よく振舞ってみても

あとになってそんな自分が恥ずかしくなっちゃったりして

「あ~やっぱりあの「ひまわりタイプ」には近づかないようにしよう」

と思うのに、

気がつくと、

なぜか「ひまわりタイプ」がそこにいて、

知らないうちになにかに巻き込まれている。

こののりこさんも明らかに「ひまわりタイプ」です。

そもそもマドリードの街角でナンパされた時点で

気がつくべきでした(笑)

のりこさんとオヤジたちの

奇妙な会話に時々わかる範囲で通訳をつとめながら

(まあ、でも楽しくていいか)

とタパスをつまんでいると、

のりこさんが私に何の勉強をしているの、と聞くので

絵を描いたり、ガラス工芸をやったり・・・

「へえ、絵が描けるひとなんだ!(笑顔!)」

あ、嫌な予感。

絵を描くって言うと、

「ひまわりタイプ」たいていこう言うんでした・・・・

 

似顔絵?! 

ほら、やっぱり。

何かに巻き込まれた気がします。

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  • posted by  
  •  
  • 2009.06/10 00:20分 
  • [Edit]

あーわかります 

ひまわりタイプ。誰とでもすいすい話せちゃう、いつもみんなの中心にいる人。
小学校のとき、まさにそういう感じの友達がいて、
その子だけ中学から別の学校に行ってしまったんだけど、
私はとぎれながらも連絡を取り合っていて、
ふとしたきっかけから、小学校の頃の友人数人と彼女を交えて
先日会ったんですよ。
みんなが、彼女のことはまぶしかった、だの、憧れだった、だの
言ったんですけど、本人いわく、
自分は多分誰とも深く付き合っていなくて平気なんだと思う、
ですって。誰とでも付き合えるけど、
特に仲良しとか親友とかそういうのはいないんですって。

ひまわりタイプがみんなそうでもないんでしょうけれど、
特別に親しい存在がないから、誰にでも感じよく接することができるのかもしれませんね。
  • posted by まじょり 
  • URL 
  • 2009.06/10 00:20分 
  • [Edit]

鍵コメRさま 

こんばんは~(^^)
すみません、夜遅くに、食べ物のお話しなんて・・・!!
これでも、絵に描くのは自重したんですよ~(^^;)
お腹を壊した経験のあるものが食べられないってすごくよくわかります。
わたし、
なぜか、「高級なお肉」を食すると、お腹が痛くなるんです・・・
なんて貧乏っ腹!

エビや魚介類は、
是非、ご主人には内緒のときに・・・♪

Rさんのイメージ・・・
私の勝手なイメージですけれど「月下美人系」かなって(^^)
美しい花は人知れず夜咲くのよ・・・うふふ、みたいな。
通な、感じです(^^)
  • posted by ひつじのメイ 
  • URL 
  • 2009.06/10 06:14分 
  • [Edit]

まじょりさんへ 

本人いわく、
> 自分は多分誰とも深く付き合っていなくて平気なんだと思う、
> ですって。誰とでも付き合えるけど、
> 特に仲良しとか親友とかそういうのはいないんですって。

そうですかあ~
そういうひまわりさんと、みんなは「親友になれたらいいのになあ」って
思って憧れているのになあ。

でも確かに。
ひまわりさんって、懐が広いのか、
どこまで仲良しなら特別になるのか
そのあたりがわからないですよね。

それに、仲良くしていたひまわりさんが、
他にもっと親しそうな人を連れてきたりすると、
「なあんだ、私への親切って、ひまわりさんにしてみたら
普通っていうか、特別でもなんでもなかったんだ・・・」
なんて、寂しくなっちゃったりして。
わあ、
わたしってうざい?(笑)
粘着質な、ナメコ系?!
  • posted by ひつじのメイ 
  • URL 
  • 2009.06/10 06:18分 
  • [Edit]

No title 

『ひまわり』さんタイプ
私思うとこの間合いの狭いタイプと言うか
パーソナルスペースの幅の狭いタイプですね。
私は、パーソナルスペースの幅が広く取ってあるみたいで
この手の方に近寄られると一瞬ウヒッてなって後じさるけど、
相手の方は、気付かづにぐいっと間合いを詰めてこられるっていうか・・・。

とてもうらやましいと思うのです、子どもの時にはまだそちら側に近かった部分もあったと思うのに、
警戒心が徐々にパーソナルスペースの幅を広げてしまっているみたいなんですね~。
お得な性格なかたなんですよね。(^^)

ただ、地元のお店でのお買い物の時は、子どもの時を思い出して
『ひまわり』スイッチを入れて話しかけたりします。

ある部分誰もが持ってるお得スイッチだと・・・。
ただ、大人になるにつれてファイヤーウォールやプロテクトがかかってしまって解放するのに時間がかかってしまうと言うか・・・(^^;)
う~ん説明が上手くいきませんσ(^^;)
  • posted by らいち 
  • URL 
  • 2009.06/10 07:49分 
  • [Edit]

No title 

私はメイさんに初めてお会いしたときに、
なんてキラキラしてる方なんだろう!と思いましたよ~!こちらが元気になっちゃうような。
それがメイさんの言うひまわりタイプとは違うと思いますが。人見知りなさるっておっしゃってましたものね。

マドリーのオヤジバル、なんだかワイワイ良いですね~!私も若者向けのバルより、オヤジ系バルの方が断然好きです!オヤジが集う店、間違いなく安くて美味しいですもの。
日本でもオシャレbarより、立飲み、焼き鳥&焼酎です!
  • posted by tortilla 
  • URL 
  • 2009.06/10 23:21分 
  • [Edit]

らいちさんへ 


> ただ、地元のお店でのお買い物の時は、子どもの時を思い出して
> 『ひまわり』スイッチを入れて話しかけたりします。

ひまわりスイッチって、ありますね、うんうん。

>
> ある部分誰もが持ってるお得スイッチだと・・・。

そうかもしれません。
そして女性なら、おばさん化することにより、徐々に・・・わあ。
私もそういう意味では最近ひまわり化しております。
子連れの方になら、話しかけるの、平気になりつつあります・・・
どきっ。


> ただ、大人になるにつれてファイヤーウォールやプロテクトがかかってしまって解放するのに時間がかかってしまうと言うか・・・(^^;)
> う~ん説明が上手くいきませんσ(^^;)


若いうちはへんな自意識がありすぎるのかしら
なんて思っています。
それがないと、
かっこつけたり、くやしかったり、がんばったりする原動力にならないから
絶対必要なんだけど・・・

ファイヤーウオールって、おもしろい表現です(^^)
プロテクトしてるんですね!
  • posted by ひつじのメイ 
  • URL 
  • 2009.06/13 04:48分 
  • [Edit]

tortillaさんへ 

> 私はメイさんに初めてお会いしたときに、
> なんてキラキラしてる方なんだろう!と思いましたよ~!こちらが元気になっちゃうような。

ひゃあ、そ、そうですか?!

> それがメイさんの言うひまわりタイプとは違うと思いますが。人見知りなさるっておっしゃってましたものね。

そうなんですよ~。
tortillaさんの印象は、わお、美人だ!というのに加えて、
お話をしていて感じたのは、
とても的確な人だ、という感覚でした。
お返事の焦点にズレを感じない、といったらいいのでしょうか、
非常にクレバーな方ではないかと思いました(^^)エヘヘ!

>
> 日本でもオシャレbarより、立飲み、焼き鳥&焼酎です!

そうでしたか!
ではその系統のおいしいお店を探したほうがいいかしら・・・(^^)

実は、今、気になっているのが
東京都内各地にある、全国特産品アンテナショップのレストランなんです。
たとえば、島根県の特産品を集めたアンテナショップの横にレストランがついていたり、
鹿児島県の特産品館にレストランがあったりするのですが
そういうところの郷土料理が今、すごい人気らしいのです。
一例をあげると、
島根県レストランでは、ブリのお刺身、ブリのしゃぶしゃぶ。
鹿児島県レストランでは、黒豚のしゃぶしゃぶ。
その他色々な県で各地の郷土料理が食べられるらしくて。
そういう場所なら、tortillaさんの彼が日本にいらしたとき、
ご案内しても面白いのでは・・・なんて思っています。

あ、長くなりそうなので、
また色々情報が集まりましたら
メールします!
  • posted by ひつじのメイ 
  • URL 
  • 2009.06/13 04:57分 
  • [Edit]

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スペイン・バルセロナ留学絵日記は続きものの記事です。今までの経緯をお知りになりたい方は、お時間のあるときに、下記カテゴリの「スペイン・バルセロナ留学日記」を過去記事から順にお読みいただけると幸いです。>
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登場人物紹介・簡単なあらすじ紹介

【本編】バルセロナ留学絵日記目次

絵日記を最初から順番に読む


第1章
「部屋がな~~い!!」

(1) (2) (3) (4) (5) (6)
(7) (8) (9) (10) (11) (12)
(13)

「あらしの夜に・・・」

(14) (15) (16) (17) (18)
(19)

「なんとかしなきゃ」

(20) (21) (22) (23) (24)
(25) (26) (27)

「もう一歩、前へ」

(28) (29) (30) (31) (32) (33) (34)
(35)第1章 おわりに

第2章
「これがカルチャーショック?」

(36) (37) (38) (39) (40) (41) (42) (43) (44) (45) (46) (47)

「ラビリンスへようこそ」

(48) (49) (50) (51) (52) (53) (54) (55)

「真夜中のダンスホール」

(56) (57) (58) (59) (60) (61) (62)

「でも、僕らは違う」

(63) (64) (65) (66) (67)
(68) (69) (70) (71) (72)
(73)第二章おわりに

第三章
「SOMOS LOS TUTORES」

(74) (75) (76) (77) (78) (79) (80) (81) (82) (83) (84) (85) (86) (87) (88) (89) (90) (91)

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こんにちは。そしてようこそ、ひつじのメイのブログへ。
管理人は、絵を描くのが大好きな育児中のママです。
最近ワコム製のペンタブレットを購入したのをきっかけに絵ブログを始めました。
留学していたのはちょっと昔です(20代の頃です)。その頃の思い出を綴っています。

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